コートジボワール代表ドログバは内戦を止めた英雄だった！

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コートジボワール代表ドログバは内戦を止めた英雄だった！　[驚き！！！] [編集]

コートジボワールドログバ英雄　内戦

2014年Ｗ杯予選リーグ日本戦初戦、後半途中から出場し、

空気を変えたと言われるドログバ選手。

実は母国コートジボワールの内戦を止めた英雄だったのです！

◆ドログバ選手とは？？

本名　ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリー

愛称　ティト　1978年3月11日生まれの現在36歳。

生まれはコートジボワールも、5歳でフランスに渡ったことで、

コートジボワールとフランスの２つの国籍を持つ。

イングランド・プレミアリーグでの２度の得点王など、

輝かしい成績を持つ、コートジボワール代表のキャプテンでもあり、

同代表内での最多得点記録保持者。

つまり、コートジボワール代表はドログバ選手のチームとも言えますね。

◆フランス移住は意外な理由

５歳からフランスに移住することになったドログバ選手。

その理由は以外で、裕福な銀行員の家庭に育ち、父親が、

「将来は医者か何かに」との思いで、エリート教育を希望。

それで５歳の幼少期にフランス移住になったとのこと。

おそらく元々、賢い子供だったんですね。

◆内戦をどう止めたのか？

フランス移住時は、元サッカー選手の叔父の元で生活、

それが影響でサッカーも徐々に上達していきます。

そして19歳でプロ契約。ここからドログバ選手のサッカー人生が始まります。

フランス代表への道もあったドログバ選手。

しかし本人は母国コートジボワール代表を選びます。

チームもどんどん力を付けていき、2005年にワールドカップ初出場。

しかしこの時、コートジボワール国内は内戦の真っ只中でした。

ここでドログバ選手が動きます。

大会出場を決めた試合直後、ロッカールームに呼んだカメラに向かい、

コートジボワールの国民にメッセージを送ります。

「コートジボワール国民の皆さん、

今日ワールドカップ出場という共通の目標のもと、

コートジボワールの様々な民族が、

共存してプレーできることが証明されました。

歓喜によって人々は団結できます。

今ここでひざまずいてお願いします…

どうかお願いです！お願いです！

豊かなコートジボワールで内戦が起きるのは許されません。

武器を捨ててください。そして選挙をしましょう。

それですべて良くなるはずです」

この一言によって内戦が一時的に停止。

2007年には毎回南部で開催されていた代表の試合を

北部で行うことを大統領に直談判。

反政府組織が占領していた北部は長い内戦でボロボロ、

サッカーの試合ができるような環境ではなかったらしいです。

しかしドログバ選手の願いが政府を動かします。

直接北部に行って、「北で試合をする。

これは「始まり」にすぎない。

代表チームが6月にここに来るんだ」と呼びかけ。

そしてそれに歓喜する聴衆がそこにはいました。

そして2007年6月3日。電気も水道もないボロボロのスタジアムで、

コートジボワール対マダガスカルの試合が行われました。

この試合はアフリカ中のメディアが注目し、そして何と、

ドログバ選手は、カメラの前で反政府リーダーに平和を約束させました。

もちろんこの日は北側も南側も関係なく国民が一体となって応援。

そこでドログバ選手が見事に勝利のゴール！！！

その瞬間から南北の心が一体となっていきます。

これがまさに暫定的な和平交渉の一歩となったのです。

やっぱりスポーツって素晴らしいですね。

そして何と言ってもそのアイデアを実行したドログバ選手。

彼が行動を起こさなければ、南北の和平交渉開始も、

もっと後のことになっていたでしょう。

これがドログバ選手が内戦を止めた英雄と言われる所以です。

ドログバ選手には母国のため、また自身のためにも、

もっと活躍してほしいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^_^)/~