今後近々の日中関係で戦争が起こりにくい理由
今後の日中関係 戦争
特に安倍政権になって関係が悪化したと伝えられる日中関係。
このままの日中関係では、今後近々にもしや戦争へ???
と恐れている方々も多いでしょう。
しかし中国メディアから、戦争は起こさない?との記事が出ました。
今後の日中関係で戦争の可能性はどうなのか?検証してみました。
6/27に大河網というメディアが、
「中国と日本が戦争を起こさない4つの理由」
との題名で記事を掲載しました。
その中で4つの理由が挙げされています。
(1)釣魚島(尖閣諸島)は棚上げ状態が保たれている
(2)経済・貿易への影響は少なく正常なやり取りが保たれている
(3)中国・日本・米国のいずれも戦争の責任を負うことはできない
(4)中日対立は、実は裏で米国が操っている
の4つです。いかがでしょうか?
確かに釣魚島(尖閣諸島)問題では、中国側の以前からの主張を、
認められないと以前よりも強硬に主張し、
中国側を刺激しているように見えます。
更に慰安婦問題、南京大虐殺、
最近では「河野談話」の見直しが始まるなど、
歴史問題に以前よりも深く関与して、
中国側の反論コメントも日増しに強くなっている報道が目立ちます。
しかし戦争をやってまで?ではないようです。
それは実際の両国の関係が2ヶ国の、
政治問題だけでは割り切れない面もあるからです。
一番大きいのは、米国の存在でしょう。
今、日中が戦争を起こしてしまうと、米国にも多大な影響があるからです。
特に経済的な打撃が多きすぎます。
米国にとってこの2ヶ国との経済関係が切れる、いや細るだけでも、
米国経済に悪影響が出てしまいます。
米国経済が悪影響を実際に受けてしまったら、米国内で、
「なぜ、戦争を止める努力をしなかったんだ?」
という声が出るに決まっています。
米国人は日本人、中国人の生活のことより、
自分達の生活のことが心配なはずです。
もし日中間で戦争が始まってしまったら、
米国民から、米政府に不満の矢が飛んでしまうのです。
そして世界の経済力における米国の立場も重要ですね。
近年、日本のGDPは中国に抜かれて世界3位になったと、
大きな話題になりましたが、まだ3位なんです。
もちろん米国は1位。
しかし日本と中国が組んで、米国がその枠内から外れてしまうと、
世界1位の地位も一気になくなってしまうわけです。
中国メディアの記事にもありましたが、
日本と中国を戦わせる、消耗戦?を米国は見守っている。
というような内容もありました。
近年の経済発展はアジア中心ですから、
米国は日本とも中国とも経済的にはどっちつかず、
どっちからも利益を得たいわけです。
そうなると戦争はいい手段ではありませんね。
そういう意味でも、冒頭の(4)の理由は、
興味深いですね。
また、冒頭の(2)も大きいと思います。
貿易・経済上の日中関係はその取引高からもとても大きいものです。
もし戦争が始まると、おそらく皆さんの財布に大打撃が行くでしょう。
例えば中国が嫌いだと言ったところで、
実は皆さんの食卓には中国製の色々なもので、
すでに食卓は彩られています。
そう簡単に止められるものではないんですね。
経済関係が深くなると、戦争の抑止力になるいい例だと思います。
逆の中国も同じです。
物は作っていますが、その技術やノウハウはほとんどが、
日本から来たものです。
今、日本が中国市場から撤退してしますと、
相当職が失われます。
これは中国政府にとってもいい話ではありません。
色々な視点から、今後の日中関係を検証することは可能なのですが、
終わりなき話になってしまうので、今回はここまでにしておきますね。^_^;
「今後近々の日中関係で戦争が起こりにくい理由」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^_^)/~
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特に安倍政権になって関係が悪化したと伝えられる日中関係。
このままの日中関係では、今後近々にもしや戦争へ???
と恐れている方々も多いでしょう。
しかし中国メディアから、戦争は起こさない?との記事が出ました。
今後の日中関係で戦争の可能性はどうなのか?検証してみました。
◆中国メディア大河網の記事
6/27に大河網というメディアが、
「中国と日本が戦争を起こさない4つの理由」
との題名で記事を掲載しました。
その中で4つの理由が挙げされています。
(1)釣魚島(尖閣諸島)は棚上げ状態が保たれている
(2)経済・貿易への影響は少なく正常なやり取りが保たれている
(3)中国・日本・米国のいずれも戦争の責任を負うことはできない
(4)中日対立は、実は裏で米国が操っている
の4つです。いかがでしょうか?
◆しかし安倍政権は中国を刺激していないか?
確かに釣魚島(尖閣諸島)問題では、中国側の以前からの主張を、
認められないと以前よりも強硬に主張し、
中国側を刺激しているように見えます。
更に慰安婦問題、南京大虐殺、
最近では「河野談話」の見直しが始まるなど、
歴史問題に以前よりも深く関与して、
中国側の反論コメントも日増しに強くなっている報道が目立ちます。
しかし戦争をやってまで?ではないようです。
それは実際の両国の関係が2ヶ国の、
政治問題だけでは割り切れない面もあるからです。
◆じゃあ、何が戦争開始を留まらせているの?
一番大きいのは、米国の存在でしょう。
今、日中が戦争を起こしてしまうと、米国にも多大な影響があるからです。
特に経済的な打撃が多きすぎます。
米国にとってこの2ヶ国との経済関係が切れる、いや細るだけでも、
米国経済に悪影響が出てしまいます。
米国経済が悪影響を実際に受けてしまったら、米国内で、
「なぜ、戦争を止める努力をしなかったんだ?」
という声が出るに決まっています。
米国人は日本人、中国人の生活のことより、
自分達の生活のことが心配なはずです。
もし日中間で戦争が始まってしまったら、
米国民から、米政府に不満の矢が飛んでしまうのです。
そして世界の経済力における米国の立場も重要ですね。
近年、日本のGDPは中国に抜かれて世界3位になったと、
大きな話題になりましたが、まだ3位なんです。
もちろん米国は1位。
しかし日本と中国が組んで、米国がその枠内から外れてしまうと、
世界1位の地位も一気になくなってしまうわけです。
中国メディアの記事にもありましたが、
日本と中国を戦わせる、消耗戦?を米国は見守っている。
というような内容もありました。
近年の経済発展はアジア中心ですから、
米国は日本とも中国とも経済的にはどっちつかず、
どっちからも利益を得たいわけです。
そうなると戦争はいい手段ではありませんね。
そういう意味でも、冒頭の(4)の理由は、
興味深いですね。
◆経済関係が深いって、戦争抑止力にも成り得る
また、冒頭の(2)も大きいと思います。
貿易・経済上の日中関係はその取引高からもとても大きいものです。
もし戦争が始まると、おそらく皆さんの財布に大打撃が行くでしょう。
例えば中国が嫌いだと言ったところで、
実は皆さんの食卓には中国製の色々なもので、
すでに食卓は彩られています。
そう簡単に止められるものではないんですね。
経済関係が深くなると、戦争の抑止力になるいい例だと思います。
逆の中国も同じです。
物は作っていますが、その技術やノウハウはほとんどが、
日本から来たものです。
今、日本が中国市場から撤退してしますと、
相当職が失われます。
これは中国政府にとってもいい話ではありません。
色々な視点から、今後の日中関係を検証することは可能なのですが、
終わりなき話になってしまうので、今回はここまでにしておきますね。^_^;
「今後近々の日中関係で戦争が起こりにくい理由」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^_^)/~
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